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主婦論争

昨日の疲れもあり、1・2限は自主休講・・・(笑)というか、朝鮮語中級は切りました。今年は最高48単位で勝負します、はい。まぁ、どうにか進級はできるでしょう、きっと・・・

3限の「ジェンダーと社会」は、今学期の授業の中でも力を入れてる授業の1つ。今学期は「ジェンダーと社会」・「社会調査法Ⅰ」・「社会研究入門ゼミ」の3本柱(黄金のカルテット?)に力を入れようと思ってるんで。ホントです、ホント!
今回の講義内容は、「家族とジェンダー」。市民社会と家族の関係の考え方とか、主婦の捉えかたの変遷とかを学びました。主婦論争なんてあったんですね。しかも戦後に。しかも2回も!知らなかったわ~。日本史選択だったのになぁ・・・やっぱり高校の受験日本史じゃ、やるわけないよな。最初、これを聞いて平塚雷鳥と与謝野晶子の「母性保護論争」を思い浮かべたのは、僕だけでしょうか・・・?でもあれもジェンダーの問題だよね、確か。

主婦論争っていうのは、「主婦の存在は有用であるか/無用であるか(第1次)」・「家事は経済的活動か?(第2次)」についての論争のことです。
あなたはこの論争について、どちらの考えを支持しますか?主婦の存在は有用なのか、それとも無用なのか?また家事とは経済的活動(つまり労働)なのか、それともそうではないのか?

僕自身の見方としては、主婦無用論を支持します。しかし、家事は労働に当たるものだと思ってる。女性の社会進出(この表現も正しくはないけれど)が進んだ現代においては、昔のような性別役割の観念(男は外で働き、女は家で家事・子育てをする)が通用しなくなっているわけで。男女で家事を分担するなんてことが、どんどん普通になってきています。だから「主婦」という存在の必要性はどんどん薄れてきているのが、現状だと言っていいでしょう。だから無用論を支持するのです。
ではなぜ家事は労働に当たるのか?「労働」とは、交換可能な価値を産むことです。つまり家事によって市場での労働力を再生産している、というわけです。風呂を炊いたり、食事を作ったり・・・だからこれは明らかに労働に該当しますよね?ま、これはマルクス主義フェミニストの論らしいのですが。

この論争を「フェミニズムだ」といって毛嫌いすることは簡単ですが、そうすることによって男女の社会的役割の問題を後回しにすべきではありません。そんなこと言ってると、「フェミニストだ!」って叩かれそうだけどね。(笑)
まぁ、難しい問題ですなぁ。

あ・・・そうそう、ピアスあけました。左耳に☆幸せが欲しいから。(笑)
by rinnken1228 | 2005-05-09 23:55 | は○しケンイチ的日常
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