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四季

こんにちはです。今日も雨、雨、雨・・・ここまでくると気分が憂鬱になってきます。べつにうつを再発したわけではなくて。(笑)でも雨が降ると気が重くなりません?浅野内匠頭かおのれは、って感じですが。そういえば今日の剣客商売、高田馬場の決闘をやるそうですが。観たい、観たい、観たい・・・でも観れない。(涙)堀部安兵衛ですか。叔父の名前を忘れてしまった・・・弥兵衛じゃなくて・・・あ、菅野六郎左衛門だ!思い出した、思い出した。
個人的には大高源吾が好きです、四十七士の中では。あの詩歌の才能といい・・・基本風流人は大好きなので。(笑)池波正太郎の堀部安兵衛は一読の価値はあるかと。

この記事のタイトルを見て、メンデルスゾーンを連想した方、残念でした。w-indsでもありません、もちろん。五木寛之の”四季”ですわ。五木寛之っていったら青春の門だとか生きるヒント、大河の一滴なんてのが思いつくと思うけど、僕はこの作品が好き。波留子・奈津子・亜紀子・布由子って4人の姉妹の物語なんだけど、この4人姉妹の織り成す人間ドラマの繊細さが読者を惹きつけるように思えます。細部にわたって上手く織り成している、といいますか・・・うまく言葉では表せないけども。
波留子は日本的・家庭的な女性(上辺は・・・)、奈津子は情熱的で力強い女性、亜紀子はアナーキズム(無政府運動ね)に身を投じるような無骨な女性、布由子はうつ病に悩むか弱い(この表現も微妙だが・・・)女性。違った個性を持つ4姉妹それぞれを主人公にして、生き生きと描かれているのがいいのかもしれません。前向きに生きていくことを意志的に描いているといいますか、そんな感じ。やべぇ、語彙が足りね~。(汗)

確かこれを最初に読んだのは、高校生のときだったか。その時は第1章・奈津子しか読んだことなかったんだけども。その時にカンパリやらチェロキーってのを知ったんだよね。そして、ジンという酒にも興味を持ったわけでして。だから未だにジンはストレートで飲むのが一番だという先入観が・・・ジンライム?そんなの飲みません。うん、ウソです。でもカンパリのカクテルは飲まないな。

五木作品では多いのかもしれないけれど、例に違わず飯塚やら久留米やら、筑豊の地名がたくさん出てきます。それは作者の出身がそうだからなんだろうけど。青春の門でも久留米やら田川やら出てきますからねぇ。あ、あれは本人の自叙伝的な性格があるから仕方ないのか・・・(笑)
この小説で1つのキーになってくるのが、ボスホラス海峡。あのトルコにある海峡。エセーニンが「君はボスホラスの海を見たか」とペルシャのモチーフで謳った、あのボスホラス海峡。ちなみに僕は見たことありません、ボスホラスなんて・・・だってトルコも行ったことないんだもの。ボスホラスを見た人は、口をそろえて「よかった」って言うね。一度行ってみたいのだがね。

僕は布由子という女性に一番惹かれるかな。なんだろう、すごく折れそうな繊細さに惹かれるのかもね。心の奥には強さを秘めているのだけども。ハチクロで言えば理花さんかな。何でもハチクロに結びつけるのは悪い癖です・・・ええ。その繊細さが文学的な才能に繋がっているのかと。勝手な妄想想像です。
奈津子とか亜紀子とか強い女性は苦手かも。オープンすぎても困るし、無骨な女性には絶対に勝てん。(笑)なんだ、このコンプレックスは・・・

ま、自分なりの書評(っていえるのか?)を加えてみました。興味を持った方は是非一度。第1章・奈津子は映画化されたらしいですよ。もう一度読み直したら違った感想を持つのかも。それにしても亜紀子の章が見つからない・・・誰か、持ってたら貸してちょ☆
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by rinnken1228 | 2005-09-06 14:53 | は○しケンイチ的日常
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