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ある愛のカタチ

みなさまこんにちは。
今日は久々に朝の更新はしませなんだ。
レントゲン撮ったり、採血したり、風呂入ったり、いろいろしましたからね。
別にいろいろ、ってわけでもないですが…

やっぱり、部屋移動があるそうで。
悲しいかな。
まだ、詳しいことは聞かされてないんで、ずっと居座っておりますが。
階は変わらないらしいんだけどね。
今いる病室が、本当は女性用らしく。
で、男性部屋に移そう、って話らしい。
あの…お願いなんで、6人部屋とか勘弁してください。
発狂します、絶対に。

そういえば。
某Y州商人にて、僕の名前が「は○し腎一」となっているそうで。
確かにさ、「賢」の「貝」の部分を「月」に変えるだけだから、あんま分かんないけどさ。
いくらなんでもシュールすぎねぇか?
別にいいんですけどね。

そんな腎臓関係で。
今朝の新聞をみて、またまたびっくり。
「病気腎移植、大半が不適切」だそうで。
その病気腎42例の内訳のうち、8例がネフローゼだったそうで。
いちお、ネフローゼは内科的治療が基本らしいので、摘出する時点で不適切と言えば不適切。
けれど、場合によっては摘出されちゃうんだなぁ、と思うとなんだかそら恐ろしい気分にもなり…
ま、その前に病気の腎臓を他の人に移植しても大丈夫なのか、みたいな漠然とした不安はありますよねぇ…

そんな世界ですが。
今いる病棟は内科病棟でして。
厳密にいえば、内科・眼科・小児科なんだけども。
だから、僕とか糖尿の人みたいに投薬治療とか食事療法だけでどーにかなるような人もいれば、もう手術できません、なんてレベルの人もいて。
食事のときの食札をみれば分かるんですよね。
腎不全とか書かれてるのをみると、なんかやりきれない気分にもなって。
僕は常食だけど、なかには全部の料理にとろみをつけている人や、これでもかってくらいトロトロにしたお粥の人もいる。
もちろんそれは、仕方のないことでもあるのだけど。
でも、食べる喜びとはかけ離れた世界でもあって。
なんだか複雑な気分でもあり…

そんな内科病棟なのですが。
このあたりは女性部屋が中心で。
ほとんどが60~70代。
だいたいが糖尿なりその合併症の患者。
インスリンという言葉がいやでも耳に入って。
まぁ、その中では自分は異色といえば異色で。

もちろん、さっきの通り、重症の方もいて。
完全、寝たきり…とか。
みている方が辛くなってくるけれども。

そんなおばあさんのところへ毎日通うおじいさんがいて。
たぶん旦那さんなんだろうけど。

いつも午前中に来て、夕方になるまで一緒にいて。
ときには車椅子を押してあげて、散歩に行ったりして。
後ろ姿をみているだけでも、どこか温かく感じてしまいます。

毎日奥さんを気遣ってあげる姿がなんだか温かくて。
そういう関係ってすごくいいですよね。
最後まで一緒によりそう、っていうか。
最後まで守る、っていうか。
理想やね。

たぶん自分にはできない芸当やと思うけども。
でも、そういう女性に出会いたい、今日この頃なのでした。
by rinnken1228 | 2007-02-23 14:36
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