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ミルクタンクと牛乳工場

みなさまこんにちは。

体力の消耗がないせいか、あまり眠れません。
というか、そのツケが昼に回ってきます。
軽く、昼夜逆転の生活になっていて…
夜寝れない、ってのは結構苦痛ですな。
寝たくても寝れない、って以上に。

とあるところで、某厚生労働大臣の「産む機械」発言についての議論が活発で。
暇人の僕は、たまにそれを見ているわけで。

個人的には、あの発言が言わんとしていることはなんとなくわかる。
別に話の前後からも、蔑視と判断するにはちょっと無理があるような気は…するわけで。
そう思うのは、自分が男だから、でしょうか。
ま、センスの問題はあると思うけどね。
「男は子どもを産む原材料で、女は産む機械だ」とか言ったら、ちょっとはマシだったかもしれないし。
そんなこた、ないか。

「男はミルクタンクで、女は牛乳工場だ」
…そりゃそれで問題か。

どちらにせよ、冷静になればすぐに判断できるものなはずなのにねぇ…
こんな答弁のために、国民の金が使われてると思うと、うんざりするわけで。
いちお、自分も税金払ってますから。
年金は払ってないけど。(笑)
金がないしね。

そもそもの感覚がズレてるんだと思う。
あの中で、どれだけの人間が、現場で実際に汗を流したことがあるんだろう?
やらなきゃ、わかんないでしょ。
現場の痛みなり、現実を把握してこその中央なのであって。
それを履き違えてる人間が多いんじゃないの?

だから、彼等にとっての大問題は、こっちにとっては大した問題ではなかったりする。
もちろん、一部の女性には大問題だったのかもしれませんが。

それにしても。
あの論争、「演出」という視点から、ずっと見ていました。

なんだかね。
「女」であることの差異性を異常なまでに強調しているように感じて。
差異を強調するのは悪いことでは、もちろんなくて。
ただ今回の議論では、そもそも「男>女」という既成のバイアスであり概念が強く働いていて。
おそらく、やたら噛みついた女性議員も、その構図の中に無意識に取り込まれていたのでしょう。

男と女ってのは、分類が違う以上、差異があって当然なわけで。
もちろんそれは、優劣の差ではなくて。
そりゃそうだ、同じ土俵に立って比べることなど、できやしないのだから。

けれど。
今回のそれは同じ土俵に立って議論をさせようとしたことが、話をわけわかめなことにしてしまっているわけです。
そのように、攻撃者の側が「演出」していたわけで。
それは、意図的であれ、無意識であれ。

結局自分が疑惑のデパートだった社民党の代議士は、「女性を代表して抗議します。」みたいなことを言ってたけれど、そうやって言う時点で、「男=抑圧者、女=抵抗者」という構図が展開されている。
しかも、その抵抗者のリーダーみたいな言い方、思い上がりも甚だしいと思ったけれど。
そこにもズレがあって。

話は逸れましたが。
確かに、同じ土俵で優劣関係を可視化させたほうが、インパクトはある。
ただ、ジェンダーという本質からはかけはなれているわけで。

「(あの発言は)ジェンダー的に問題だ」とかほざいたコメンテーターがいたけれど、的外れも甚だしく。
ジェンダーってのは、性差に関する知だぞ。
学問的前提からして、男と女を同じ土俵には立たせていない。

「演出」っていう視点からみても、あの論争はすごく危険な臭いを発してたんだなぁ…
やり方次第で、議論を本質からはいとも簡単に逸脱させることができるようで。
なーんてことを考えてしまいましたとさ。
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by rinnken1228 | 2007-02-27 12:31 | は○しケンイチ的こころ
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