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赤い三角屋根

青い三角定規の片割れは逮捕されたそうですが、赤い三角屋根はどうにか生き残っているようです。


みなさんこんばんは。

巷では、今日はTOEICだったそうですね。
僕は受けませんでしたが。金欠だったので。
TOEICなんて・・・大学1年以来受けていません。
ハイスコアは確か・・・360点だったか。
英語苦手なんだよ、このやろう。
就活でこれは使えるのでしょうか?いや、むしろマイナスに働くんだろうな。

国立では谷保天満宮の祭礼だったようで。
大学通りにはびっしりと出店の列が。
そこでチキンステーキを買って、コートへ行きました。
その後気分悪くなりましたが。


自主練の帰り、大学の正門前でショートフィルムの上映をやっていました。
ティームくにえきという団体のショートムービーを。

国立の駅舎をどうするか、という議論はさておき。
どこかノスタルジーを喚起させるような感じがします。
今まで親しまれていたものがなくなることに対する虚無感。
もしかしたらそれが、「国立らしさ」なのかもしれません。

けれど、仮に新しい駅舎が完成したらどうだろう。
人々は、どんな反応をするのだろう?
たぶん、それを受け入れてしまうんじゃないかなぁ?
もちろん最初は抵抗するだろうけど・・・

万物流転、なんて言葉がある。
全ての事物は例外なく変わっていくのだと。
そして・・・変わることで、人間は発展してきたのだと思う。
いや、成長それ自体が流転なのだけども。
そう、それは川を流れる一滴の水のように。

しかしそこにあるのは癒しではない。変わることは人々を疲れさせる。


反対に、変わるべきではないものもあると思う。
どっかのビールのCMでやっていたけれど。
それは心の拠りどころなのだ。自分の帰るべき場所なのかもしれない。

そこには癒しがあるのだ。


人間とは罪な生き物である。
すぐにコロッと変化を受け入れてしまうのだから。
そして、以前のことなどきっと忘れてしまうのだろう。
まるで洗濯物に付いた金木犀のほのかな香りのように。

人間は罪な生き物である。
同じ過ちを繰り返してしまうのだから。
時代が回る中で、喜びも悲しみも、全てを繰り返して生きていくのだ。
まるで洗濯物に付いた金木犀のほのかな香りのように。


そして・・・いつか思い出すのだ。
昔をしっとりと思い出すのだ。しかし悔やんでいるのではない。
ただノスタルジックな感情を、ゆっくりと踏みしめていくのだ。
それはまるで落ち葉を踏みしめるような、そんな感覚。
それはセピア色の記憶なのだ。


赤い三角屋根は10月10日に取り壊されるそうだ。
庭の金木犀は、今年も小さな花をつけています。
by rinnken1228 | 2006-09-25 10:10 | は○しケンイチ的こころ
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