おはようございます。
ん~、いい朝で。 申し分ない空模様であります。 今日は退院(の、はず…)。 なんだか気分が落ち着かなくて、あまり寝られなくて… なんなんだ、この妙なウキウキ感。 約2ヶ月か。 長かったなぁ… いや、振り返ってみると短いものだったのかもしれません。 入院した頃は、とてつもなく長い道のりに感じられたけれど。 The Long and winding road びーとるず。 むしろ。 逆にもっと有意義な入院生活を送れたんじゃいか、なんて思いのほうが強く。 病人の感想じゃないですけどね。 うーん。 もちろん、入院当初は不安のほうが大きかったわけで。 入院初日の夜から、採血5回ときた。 そのうち1回は動脈採血。 …地獄。 不安はやっぱり、腎生検の結果が出る頃がピークだったのかな。 腎生検そのものも怖かったけれど… 体に針が刺さる感覚は、絶対に忘れないでしょう。 6時間同じ姿勢でい続けることの辛さも知った。 そして… 浣腸は絶対に人間のやるべき行為ではないと思ふ。 検査の結果が出て、プレドニンの投与が始まっても、多少の不安は残ってて。 副作用のこともあったし、薬が効き始めるまでは体重は増加し続けてたわけだから。 普通に呼吸ができないことが、これほど辛いこととは思わなくて。 体も重かった。 ピーク時、体重86キロ。 薬が効き始めてからは早かった。 一気に体重が正常値に戻って。 トイレに1日20回とか普通だったしな。(笑) さすがプレドニン。 天使にも悪魔にもなる薬、と言われるだけあるな。 ネフローゼは基本、内科的治療を主とする病気だから、薬の力は本当に大きかった。 けれど、それ以上に人に助けられた部分が大きくて。 たとえば主治医のH林先生とH野先生。 生意気な質問とかしても、検査のデータを見せてくれてわかりやすく説明してくれたし。 ちゃんと答えてもらえたから、すごく安心できた。 たとえば看護師の方々。 同年代だから話しやすい、ってのはあったろうけれど、ヒマなときは話し相手になってくれてありがとうございました。 それにしても激務だよなぁ… このモチベーションはどこからくるんだろう? エスノグラフィーはいつかやってみたいな。 たとえば掃除のおっちゃん。 基本的に下ネタしか話さなかったけどね。 ええ。 たとえばお見舞いや励ましのメールをくれた方々。 本当にありがとう。 誰かが顔見せてくれるたび、自分は生かされてるな、って実感して。 よい先生、よき先輩、よき友、よき後輩に恵まれたと思う。 そして… たとえば両親。 一番迷惑をかけたと思う。 面と向かってお礼は言えないけれど。 恥ずかしいからな。(笑) 痛い目みないとそういうことがわからない、ってのは恥ずかしいかぎりだけれど、人間そんなものなのかもしれず… でも、一度それを知った以上、忘れちゃいけないんだよなぁ… そんなことを思いつつ、卒業します。 P.S. Nさんからは卒業しません。粘ります。(何を?)
by rinnken1228
| 2007-03-27 07:15
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