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外で何かが起こっても、それは夢の世界の出来事のようで

♪ずっと夢を見て 安心してた僕は
 Day Dream Believer そんで 彼女はクイーン♪

みなさまこんばんみ。
走りたいです。
とにかく走りたい。
体動かしたいです。
なんだかウズウズしてしまいます。
フラストレーションみたいのが、どうしても溜まってしまいます。
あと、1年ちょっとくらいの我慢でしょうか。

地震がすごかったらしいですね。
東京のほうも揺れたとか揺れてないとかいろいろ聞きますが、少なくとも僕は気づきませんでした。
昨日の夜とか、テレビつけたらそればっかでしたからね。
いい加減にしてくれよとか思ったのは僕だけでしょうか。
ああいう番組をみればみるほど、他人事みたいに見えてしまう。
現実味が湧かないんだよな~。
いや、湧かないようにさせているような感じがする。
テレビという媒介自体が。

事故や災害が起きたら、いち早く報道がかけつけるけれど。
まるでハイエナみたいに情報のありかにあつまる。
見てるだけで虫唾が走るけれど。
どうせ少し時間が経ったらいなくなるんでしょう?

「ここは地震で大変なことになっています。被災者の方は大変な生活を送っている、そんな現場です。
自分たちはもうじき帰るけどね。
なんだか、暗にそういう風に言っているような気がする。
口には出さないまでも、心の底で思っているのだろう。
でなきゃ、あんなに取材合戦を繰り広げないと思う。

報道に対して、命をかけてないのだろう。
命をかけていれば、あんな報道はしないはずだ。
なぜならば、命をかけていれば、他人の痛みがわかるから。
他人の苦しみを共有できずに、世間に垂れ流すような人間に、ロクなやつはいないと思う。
要するに、取材される側の気持ちをわかっていないのだろう。
いや、わかっていたとしても、そんなのどうでもいいのだろう。
もっといえば、その痛みさえもが、商品なのだろう、彼らにとっては。

だからかき回すだけかき回して、用無しになればポイですか。
それじゃあ、ヤリ捨てる男と何ら変わらないと思う。

一之瀬泰造とか、澤田教一とか、ロバート・キャパみたいに、報道に命をかけられる人間はいないのか。
なにが報道者の身の安全だい。
悲惨な現場を伝えるのだ。
そこにいる人と寝食を共にしなければ、伝わるものも伝わるまい。
結局、どこへいっても自分の身がかわいいのだろう。
そんな人間に、報道の資格はないと思うけれど。

そう考えると、平和だな~、って思う。
そして、そういう人間って、人間の風上にも置けないと思う。
それがまかり通ってるんだからな。
いやな世界だ、と思う。

世界中の距離が近づいた時代になったというけれど。
どこが近づいたのだろう?
むしろ、遠くなった気がする。
知りすぎたから、簡単に知ることができるから、いけないのか。
そうだとするならば・・・生きづらい世界になった、と思う。
by rinnken1228 | 2007-07-18 01:56 | は○しケンイチ的こころ
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